☆今日はどきどき、彼の弟の合格発表だった。
 
 
どきどき。 
 
 
どきどき。 
 
 
 
 
 
 
 
今日も受験だった弟が帰ってくるまで、
彼のお仕事を手伝いながら、
エミリはどきどき。 
 
 
 
 
彼のイトコのちびちゃんと戯れながら、
弟が帰ってくるのを待つ。 
 
 
 
ぶっちゃけ、エミリは今日発表の学校へ行って欲しい。
エミリの勤務先とは、目と鼻の先だから。 
エミリがかつて行きたかった学校だから。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
弟「おー。ただいまぁー。」
 
 
 
 
弟帰宅。 
 
 
 
弟「じゃあ、発表見てくる。」 
 
 
そこにパパ登場。 
 
パパ「パパも行くぞ。車に乗せていきなさい。」 
 
弟「え、来るの?まぁいいけど。」 
 
 
 
彼「うそ、俺もいこうかな。」 
 
え、行くんですか?!

私も行きたいんですけど! 
 
 
 
 
 
 
 
弟「じゃあ皆でみにいこうぜー。」 
 
 
 
てな具合で、
弟の運転する車で、パパ、彼、エミリと、
合格発表を見に行くことに。 
 
 
 
 
 
 
 
学校近くに駐車。 
 
 
 
 
どきどきが高まる。 
 
 

弟「やべぇ、落ちてるかも。帰りたいー!」 
 
エミリ「やべぇー!どきどきして気持悪い!」 
 
彼「俺、自分の合格発表も見に行ってないのに!」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エミリが大好きな、
この街の空。 
今日も、ゆうやけがキレイ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
受験票を片手に、
彼と弟が掲示板を見る。 
 
 
てか、エミリ、見えないんだけど、
あんたたち背が高いから!
どいて!
てか、何番なの?
 
 
等と錯乱していると、
弟「あ、あったわ。」 
 
彼「ホントだ。」 
 
 
 
 
エミリ「え、どれどれ、ちょっとどいてよぅ!!!」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あったぁーーーーーーーーーーーー!!! 
 
 
 
エミリ「やったぁ!やったぁ!おめでとうーーー!」
 
おもわず、弟に抱きつくエミリ。 
 

 
 
彼「やったなぁ。これで安心だな。とりあえず。」 
 
弟「しかも、難しかった方で受かってるし。あ、これで浪人生じゃなくなる。よかったー。」 
 
 
 
 
 
キャー!
キャー!
 
うれちい!
 
てか、エミリは高校の指定校推薦の時も、
銀行の試験の時も、
別に普通で、
ぶっちゃけあんまり嬉しくなくて、
(あぁ、あるわー。受かったみたいー。)
とか思っただけだった。 
 
しかも、銀行の就職試験のときなんて、
試験の当日に結果が学校に報告があるのだけれど、
エミリが学校に着くよりか先に、
「内定」
が来ていた。
 

学校に着いたら、
大変な歓声がまっていたのだが、
エミリは、
銀行の試験だからって、
一日へんてこな格好で
(制服が。スカート長すぎ。靴下へんてこ。)
黒髪で、いっぽん結わきにして電車に乗ったり、
人前にさらされたことについて、
深く考えていて、落ち込んでいたので、
直接学校にかえらず、
1回家に帰り、
スカートを変え、ルーズにはきなおし、
カバンを変え、髪を巻き、
学校に向かったため、
結果より、自分が遅くなったのだった。 
 

エミリ(高校生)「あぁ、ありがとうございます。↓」
 
 
てな感じで。 
 
嬉しいって言うか、なんていうか、あんまり感動もしなかった。 
 
 
 
 
 
 
でもでも、
今日は、
初めて、受験掲示板てのを見て、
しかも、受かっていたその瞬間に一緒にいられて、
本当に嬉しいいんですけどーーーーー!!
 
やばいーーーーーー!!

 
初、受験で合格、感動!
 
 
 
 
 
 
 
 
てか、パパ?
 
 
パパがいないぞーー! 
 
 
弟「おやじいないし。(笑)」
 
彼「本当だ。(笑)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうやら、受かったのを見届けて、
学校の回りを歩いているみたい。 
 

 
 
 
エミリは、受験番号とか、
弟の後姿とか、
大興奮で写真とりまくり。
なんで、エミリ今日デジカメもってないわけ?
ばかじゃないの?
などとおもいながら、
携帯のカメラで、とりまくり。 
 
 
 
 
すんごく、
すんごく嬉しかった。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆彼の弟の親友2人と、パパと彼とエミリでオチャ。 
 
 
パパも戻って来て、
弟の親友達が居た為、
ファミレスでオチャ。 
 
 
 
てか、はじめまして! 
ニイチャンの新彼女だよ! 
 
 
 
 
 
てか、6歳も年下なの?
へぇー。 
 
 
 
 
 
 
あはは! 
 
 
 
 
 
 
 
てか、
あんたたちさぁ・・・。
 
その高級車のりまわしてんの?!
 
コラ! 
 
18歳だろう! 
 
 
 
 
 
 
☆帰宅 
 
彼のおうちへ帰ると、
おばあちゃんが半泣き。 
 
「どうしてすぐ連絡しなかったのー!」

 
ちょっと事情があって、
すぐ連絡できなかったと弟が説明。 
 
おばあちゃん、トニカク嬉しそう。 
 
 
ママも、すごく喜んで、
「もう、びっくりしたわよ!」
と、
いっぱい弟を褒めていました。 
 
 
 
 
 
そして、今日もご飯をいただき、
夜もふけ、
彼がエミリを送ってくれる時間になったため、

帰宅準備。  
 
 
 
 
 
 
 
かえりしなに、 
彼の弟が素敵な言葉をくれました。 
 
 
 
 
弟「エミリちゃんが一緒に来てくれたから受かったんだよ!
幸運の女神だ!」 
 
 
 
 
  
 
キャー!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索