選挙絡み(笑)

2005年9月10日
ゲルタ兄がそんなして、選挙絡みのおばちゃんたちに囲まれている間、
エミリ&みっちゃんは、とある衆議院講演会の受付で、
「金属探知機にひっかかるものをビニールに入れてもらう」
の、
「ビニール」
を渡す係りをしていました。
 
 
 
  
「こんにちわぁー☆きんぞくたんちきにひっかかりそうなものをおもちでしたら、こちらのビニールに入れてくださぁい♪」
 
 
 
 
 
 
 
どうみても、おばちゃんたちや、地味な大学生たちにまぎれても、
まぎれられない、私たち。
 
 
途中で挨拶にきた、選挙絡みのおじちゃんや、おばちゃんたちも、
「あら、今回は若い子もいるのねー。・・・あら、しかもキレイね!!」 
 
と、
あくまで、みっちゃんを先頭にした列の前で大騒ぎだった。
 
事務所あたりの関係者のおじちゃんは、
わざと金属探知機にひっかかり、
うちらを笑わせてみたり、
 
地元の選挙とは、またちがった楽しみ方を味わった。
 
 
 
 
 
立候補者や、応援演説の先生たちを見に来た大学生ぐらいの男子の集団も、
モニターすらみないで、
こちらをみてなにやらニヤニヤしていた。

あきらかに、こちらをみている。
 
なに?ビニールが欲しいのかい?
何十年後の年金より、今のビニールかい?
 
みたいな感覚。
 
 
 
 
 
誘導係りのオニイチャンも、
あきらかに、みっちゃんをみている。 
 
鼻の下がのびている。
 
 
 
 

 
 
 
 
  
 
九時過ぎには、金属探知機も警視庁によりはずされ、
ビニールを配る必要がなくなったため、
壁際に張り付いて、
みっちゃんと日本の警備について話していた。
日本人の習性を見直したほうがいい。
 

 
エミリは、足が痛くなったのでもう帰りたくて、
「もう帰りたい。」
とばかり言っていた。 
しまいには、
「サーティーワン食べたい。」
と言い出したりもしていた。 
 
もうこうなってくると、郵政民営化も年金もどうでもよくなってきた。
とにかく、一刻も早く、サーティーワンのコットンキャンディー(期間限定)を食べたい。 
ビニールを配る必要もないし、
私たちの役割は終わったのではないだろうか?
 
それとも、候補者、応援演説者が終わるまでが遠足ですなのか。
 
 
 
等、バカな事をぼやぼや考えていると、
やっと終わり雰囲気になってきた。 
 
 
関係者の代表ちっくなおじちゃんが、
もう帰り支度をしていい、
みたいな事を言い出した為、
ダッシュでロッカーへ向かい、
上着を着替え、
頭に花をつけて帰ろうとすると、
 
「これ、もって帰っていいよー。」
と、おばちゃんがおにぎりやらお茶をくれた。
 
ありがたくいただき、
帰路に着いた。
 
 
 
 
 
 
そして念願のサーティーワンを、
ダブルでワッフルコーンで、
コットンキャンディーとキャラメルリボンを食べながら、
 
選挙権を持ちながら、明日も多分投票などに行かないであろう、
20代前半の人々にまぎれて、
 
「やっぱり、私たちみたいな人は居なかったね。」
 
とハモった。
 
 
 
 
なぜ選挙絡みには、若い子やハデな人が少ないのだろう。
なぜおばちゃんや、右ならえ右の人ばかりなのだろう。 
 

20歳を超えれば皆関わりがあることなのに。 
右ならえ左の人だって選挙権はあるわけなのに。

 
高齢の方ばかりが目立つが、
一体、
日本人は何歳ぐらいから選挙に興味をもつようになるんだろう。 
このまま私たちぐらいの世代が「高齢」になった時は、
投票率はナンパーセントになるんだろう。
 
それとも、ちゃんと齢とともに興味がでてくるのだろうか。
 
 
 
 
 
日本の事をよく考えた一日だった。
 
 
 

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